かもぱぱの日記

日々行ったことを記録してます。

フィットネスバイクを修理

昨年、フィットネスバイクを始めた頃から

漕ぐと、カク、カクとかコツッ、コツッとかいうような

異音が鳴っている。

うるさいこともさることながら、壊れるのではないかと

気が気でなかった。

高校生の頃、自転車で同じような音がして、

放っておくと大変なことになるところだったと

自転車屋さんに言われたことがあり心配だった。

年末ごろメーカーにメンテナンス方法を問い合わせたところ

随分古い製品で社内に資料が残っていないので対応できないと言われた。

それならと、買い替えも視野に入れつつ、少し分解してみたが

ベアリングがバラバラになりそうな気配がして途中でやめた。

今月に入り心にも余裕が出てきたのでグリースを買い、

いよいよベアリングの掃除をすることにした。

案の定、ネジを緩めて行ったらベアリングが外れた。

しかも、ボールを入れる金具が変形していてポロリと落ちた。

しかも、グリスがすっかり固くなってこびり着く状態だった。

ペイント薄め液に浸しても固化したものは柔らかくなる様子もないので

一旦全てのボールを抜いて割り箸や竹串や爪でこそぎ落とした。

そして、ボールがこぼれないように金具の調整を試みたが、

歪みの補正はむづかしく無理に曲げたらボールが回らなくなる程

変形してしまった。

結局少し戻してグリースの粘着性でこぼれない状態にして組み立てることにした。

ベアリングは左右両方あるがこぼれ落ちた右側だけこのように分解掃除し、

左側はボールを外さずパーツクリーナーに浸して汚れをとるだけとした。

グリースをどれぐらい塗ったらいいのか分からず、

分解した右側はボールの粘着も兼ねてかなり多く塗り、

左側は少し控えめになった。

組み立て分かったがベアリングの構造上、ボールがこぼれ落ちる状態でも

問題ないと思われる。

ベアリングが取り憑いていた向きを忘れてしまったり、

グリースが取れなくてパーツクリーナーを買いに走ったり、

色々苦労しながら何とか組み直して漕いでみたところ、

見事に異音は消え、感じるほどの負荷の変化もなく、

定格の30分漕いでも一度も異音はなかった。

今後もしばらく様子を見る必要はあるが、これで一安心。